CAD

建築パースとはここまでの紹介をお読みになってお分かりのとおり、建築工事や土木工事の際に、施工主や顧客、或いは工事に関連する住民などに完成予想図を提示する際などによく用いられます。この建築パースの作成方法には様々な方法があるのですが、現在はCADを使っての作成方法が主流になっています。

このように今日建築パースを語る上で、CADは建築パースと結び付けて考えられ、よく引き合いに出されるようになっています。

ここでは建築パースと密接なかかわりを持つCADの話をしていきます。
CADという言葉を、皆さんは最近よく耳にすることが多いかと思います。

聞いたことはあってもよくわからない、という人も少なくないかと思いますので、CADとは何たるかを紹介することにします。

CADは一般にはキャドと呼ばれ、英語 Computer Aided Designのそれぞれ頭文字を取ってこう呼ばれます。

このCADを日本語に翻訳するとコンピュータ支援設計とも呼ばれます。
つまりその名の如くコンピュータを用いて設計を行うことをいいます。

或いはコンピュータによる設計支援ツールのことを指す事もあります。これをCADシステムと呼びます。かつて設計と言えばすべて人の手で行われていました。

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コンピュータを用いた製図システム

人の手作業で行う設計は、当然ながら仕事の効率の面で大きな負担を強いられることになりかねません。

CADという言葉を解析すれば、人の手によって行われていた設計(Design)作業をコンピュータ(Computer)によって支援(aid)し、効率を高めるという目的からきた言葉なのです。

このCADの開発によって、設計の仕事がどれだけ簡便化されたかは想像に難くありません。

またちなみにCADを「コンピュータを用いた製図システム」と解する場合もあります。

この場合は Computer Assisted Drafting, Computer Assisted Drawing を指し、同義として扱われることもあります。

またその設計対象や目的によりCADD(Computer-Aided Design and Drafting;製図)、CAID(Computer-Aided Industrial Design;工業デザイン)、CAAD(Computer-Aided Architectural Design;建築設計)などと区分される場合もあります。いずれもCADから派生した区分です。