建築の定義
建築パース、はたまたパースの話を長く続けてきましたが、このパースもその主要な用途としては建築工事や土木工事を行う際、その完成予想図や俯瞰図として使われることが多くなっています。考えてもみてください。
私達のような建築の素人がある建築工事の依頼主、顧客となったとしても、立体感豊かでリアルな完成予想図がなければ建築業者の説明を聞いても理解できず、一体どんなものができるのやら想像がつかないでしょう。
そこへもってくると例えば完成予想図があって、それをベースに説明を受ければ私達も顧客として納得できるでしょうし、安心して業者に工事を任せることができるようにもなります。
かくして建築パース、或いはいろいろな種類のパースは私達の社会や暮らしに役立っているのです。
建築とは元々英語のArchitectureの訳語です
このようにパースと言えば建築と密接な関係があります。ここではこの建築について少しだけお話していくことにします。
建築とは元々英語のArchitectureの訳語です。明治初期は「造家」がその訳語としあてがわれていましたが、現在はさすがにこの「造家」という言葉は使われなくなりました。
ですが元の英語を辿ると、このArchitectureは個々の建物ではなく、建物を造る行為、過程即ち技術を指します。
つまり建築と言う行為や関連の技術等を指したりする言葉です。
個々の建物を指す場合はArchitectureではなくBuildingと言う言葉を使います。
後者は「ビルディング」として既に日本語の一部になっていて皆さんにも馴染み深い英単語です。このBuiidingを示す場合は「建築物」と呼ぶべきところでしょう。
ですが現在の日本語においては、実際には混同されて使われることも多くなっています。
つまり建築という作業も、それによって完成した建築物も両方建築と呼ばれることがある、ということです。
英語の原文を尊重するなら、両者は本来区別されるべきなのですが。
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